チャビィが落下
もうすぐ16歳になるチャビィ。
僧帽弁膜閉鎖不全・甲状腺機能障害、そして認知症による徘徊。
昨年は甲状腺機能障害が原因であろうとされた胆嚢の異状による全身黄疸。
回復不能と思われたのですが、投薬と点滴で奇跡的に回復。
しかし、それ以来睡眠時間は長くなり、認知症が激しくなりました。
それでも可愛くていつも笑いを誘うその仕草。
そんなチャビィにはいつも最善の注意を払っていました。
ところが、ほんのちょっと夫婦して目を離した瞬間、とんでもない事に。
ウッドデッキで日光浴をさせていた時の事。
いつもは胸に柵が当たるので、それ以上は前には進めなかったチャビィ。
ウッドデッキの中をクルクル回っては止まり・・・の繰り返しでした。
その日はどうした事か何を思ったのか、その柵を乗り越えてしまったのです。
あっという間の出来事。
160センチ以上はある高さから落下しました。
『ああ~っ!!落ちたっ!!!』という夫の声に『何がっ?』と私。
夫の腕にはチャビィが抱かれていて。。。
慌てて夫からチャビィを受け取ると、チャビィは全身ガタガタ震えている。
とんでもない事になってしまった。。。私は真っ青になりました。
でもうろたえていられません。
落ちる瞬間を見ていた夫に状況確認し、全身を点検。
柵を越えて更に空を歩きながら落下して行ったそうで、、、
そのうち前転する形になって背中から落ちた。
落ちた場所は柔らかい土の斜面。
その斜面に落ちてまたコロンと転がった。
頭は打たず、背中も柔らかい土の斜面によって保護され
さらに転がった事でショックが逃された。
どうやらそんな様子です。
でも、心臓も悪いし高齢だし、内臓も心配です。
掛かりつけ医は狂犬病予防接種の出張で数日間お休み。
とにかく全身くまなく触ってみて、反射神経も確認。
貧血か無いか耳の裏も確認。白目と舌も確認。
背骨も一つ一つ触ってみて、首も頭骸骨も骨盤も。
足の甲をテーブルに当てると、ちゃんと反応を示します。
骨折はなさそう。
ただちょっと耳の裏が白い。ショック性の貧血のようです。
足の先もかなり冷たい。
布団に寝かせて声を掛け続け、
首の付け根にハァーと息を掛けながら背中をそっと擦って温めてやりました。
そのうちに、ハッとしたように我に帰ったチャビィ。
むっくりと起き上がってスタスタと歩き始めました。しっかりした足取りです。
そして私のところへ戻ってきて、私の顔をペロペロ。
ああ・・・大丈夫のようです。
ほんの少しだけ水を飲ませました。小さじ一杯くらいです。
内臓が心配だったので、喉を潤す程度に。
ここまで高齢になると、万が一の場合病院に連れて行っても治療の方法はないでしょう。
まして、心臓疾患が有るので麻酔手術は出来ません。
何とか無事で居てほしい。。。ごめんねチャビィ。。。
その晩、チャビィは餌をガツガツ食べました。
そして健康な排便。血尿も有りません。
ひとまずは安心。
翌日の夜、下痢をしました。
でも元気なので、とりあえず様子を見ることに。
それも徐々に落ち着いてきました。
そして、数日たった今。
いつものように食欲旺盛で、元気に徘徊しています。
まだまだ安心は出来ませんが、引き続き様子を見ます。
それにしても、不幸中の幸い。
落ちた場所の数センチ横には石がゴロゴロ。
もしそこに落ちていたら・・・
もし足から落ちていたら・・・
もし頭から落ちていたら・・・
落ちた場所は柔らかい土の上で、しかも丁度良い斜面だった。
回転した事で頭を打たず、首も守られた。
落ちた時に更に回転したので、背中へのショックも減った。
更にタートルネックのフワフワのセーターが首と背中を保護。
そしてお漏らし対策のパッド付きマナーベルトが腹部と腰を保護。
これらがすべて良い方向へ働いてくれたようです。
なんという幸運。
なんという生命力。
『本当にチャビィは凄い』
若い頃、階段から駆け下りながら踏み外し、そのまま胸で下まで滑り落ち
下についた途端、何事も無かった様にそのまま掛け出した事を思い出しました。
こんなにお爺ちゃんになっても、あの逞しさを髣髴とさせてくれました。
私の不注意。
これからはもっと細心の注意をと、深く反省した日でした。
天寿を全うするまで、元気でいてね。
まだまだ永く生きてねチャビィ。






















































































































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